LEDビジョンのフリッカー及びモワレとは?カメラ撮影時の原因と対策を解説-LEDビジョンのレンタル・販売はグローバルステージへ-
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目次
LEDビジョンのフリッカー及びモワレとは?カメラ撮影時の原因と対策を解説

LEDビジョンで発生するフリッカー現象の基礎知識
LEDビジョンを撮影する際に問題となるフリッカーやモワレは、見た目が似ていることから混同されがちですが、その発生原理は全く異なります。
フリッカーは時間的なズレ、モワレは空間的なズレによって引き起こされる現象です。 それぞれの違いを正しく理解することが、適切な対策を講じるための第一歩となります。 ここでは、まずフリッカーとモワレ、それぞれの現象の基本的な知識を解説します。
フリッカーとはLEDビジョンが高速で点滅して見える現象のこと
フリッカーとは、LEDビジョンや蛍光灯などの照明が、人間の目では知覚できないほどの速さで点滅を繰り返している現象です。
LEDを構成する一つ一つのランプは、実際には常に点灯しているわけではなく、高速でON/OFFを繰り返すことで明るさを保っています。 この点滅周期は非常に速いため、人間の目には連続した光として認識されます。
しかし、カメラを通して見ると、シャッターが切れるタイミングとLEDが消灯するタイミングが重なることがあり、その結果として画面がちらついたり、黒い帯が流れたりするように見えます。
カメラ撮影時に現れる縞模様「モワレ」との明確な違い
フリッカーが時間的な周期のズレによって発生するのに対し、モワレはLEDビジョンに規則正しく並んだ画素のパターンと、カメラのイメージセンサー(撮像素子)の画素パターンが干渉することで発生する縞模様を指します。
これは「干渉縞」とも呼ばれ、空間的な周波数のズレが原因です。 フリッカーが画面全体の明滅や水平方向の帯として現れるのに対し、モワレは波のような模様や、本来存在しない色の縞として現れる特徴があります。
両者は発生原因が異なるため、対策もそれぞれ別の方法をとる必要があります。
なぜLEDビジョンでフリッカーが起きてしまうのか?その原因を解説
LEDビジョンにおけるフリッカーの発生は、単一の原因ではなく、LEDビジョンが映像を表示する仕組みと、それを捉えるカメラ側の仕組みとの相互作用によって引き起こされます。
特に重要なのが、LEDビジョンの「リフレッシュレート」とカメラの「シャッタースピード」の関係性です。
この二つの要素が同期していない場合に、フリッカーという現象となって現れます。
原因1:LEDの点滅周期(リフレッシュレート)とカメラの同期ズレ
LEDビジョンには、1秒間に何回画面を更新するかを示す「リフレッシュレート」という性能値があります。 単位はヘルツ(Hz)で表され、例えばリフレッシュレートが1920Hzであれば、1秒間に1920回の点滅を繰り返して映像を表示していることになります。
カメラが映像を記録する際のシャッターが開いているタイミングと、LEDが消灯しているタイミングが偶然一致してしまうと、その瞬間が暗い状態で記録されます。
この「同期ズレ」が連続して起こることで、映像全体がちらつくフリッカーとして認識されるのです。
原因2:カメラのシャッタースピードとLEDの点灯方式の不一致
フリッカーは、カメラのシャッタースピードがLEDビジョンの点滅周期より速い場合に特に発生しやすくなります。
シャッタースピードが速いほど、シャッターが開いている時間が短くなるため、LEDが消灯している一瞬を捉えてしまう確率が高まります。 また、多くのLEDビジョンでは、明るさの調整にPWM(パルス幅変調)制御という点灯方式が用いられています。
これは点灯時間を変化させることで輝度を制御する仕組みであり、この点灯・消灯の周期とシャッタースピードが一致しないことも、フリッカーを引き起こす大きな原因となります。
カメラ撮影時に発生するLEDビジョンのフリッカーを解消する4つの対策
実際にLEDビジョンの撮影現場でフリッカーが発生してしまった場合でも、適切な対処を行うことで現象を軽減、あるいは解消することが可能です。
対策には、カメラの設定をその場で調整する方法から、撮影後の編集作業で対応する方法まで複数のアプローチが存在します。 ここでは、即時性と確実性の観点から有効な4つの対策を具体的に解説します。
対策1:カメラのシャッタースピードを遅く設定して調整する
最も基本的かつ効果的な対策は、カメラのシャッタースピードを調整することです。 シャッタースピードをLEDの点滅周期よりも遅く設定することで、1回の露光内にLEDの点灯と消灯が複数回繰り返されることになります。
これにより明るさが平均化され、消灯の瞬間だけが写り込むことを防ぎ、フリッカーが目立たなくなります。 一般的に、地域の電源周波数の倍数にシャッタースピードを合わせると、フリッカーを抑制しやすくなります。
対策2:カメラに搭載されているフリッカーレス撮影機能を活用する
近年の一眼レフカメラやミラーレスカメラには、照明のちらつきによる影響を抑えるための「フリッカーレス撮影機能」が搭載されている機種が増えています。
この機能は、照明の点滅周期をカメラが自動で検知し、明るさのピークに合わせてシャッターが切れるようにタイミングを微調整するものです。 フリッカーレス機能を有効にすることで、フリッカーの影響を自動的に軽減できます。
ただし、この機能は主に静止画撮影向けの場合が多く、動画撮影では効果がなかったり、別途「高分解能シャッター」といった機能で対応する必要があったりするため、使用するカメラの仕様を確認してください。
対策3:高リフレッシュレートのLEDビジョン側で設定を変更する
フリッカーの根本的な原因はLEDビジョンの点滅にあるため、ビジョン側の性能が対策の鍵を握ります。 高性能なLEDビジョンの中には、リフレッシュレートの設定を変更できるモデルがあります。
リフレッシュレートの値を高く設定することで、単位時間あたりの点滅回数が増え、カメラのシャッタースピードとの同期ズレが起こりにくくなります。
これにより、フリッカーの発生を大幅に抑制することが可能です。 撮影前にLEDビジョンの管理者に問い合わせ、リフレッシュレートを撮影に適した高い値に変更できるか確認することも有効な手段です。
対策4:動画編集ソフトを使って撮影後にフリッカーを除去する
撮影済みの映像素材にフリッカーが残ってしまった場合、動画編集ソフトによる後処理で軽減することも可能です。
Adobe Premiere ProやAfter Effectsなどの専門的なソフトには、フリッカー除去用のプラグインや機能が搭載されています。具体的な手法としては、同じ動画クリップを複製して時間軸を1フレームずらして重ね、上のレイヤーの透明度を調整してちらつきを平均化する方法などがあります。
ただし、この方法はフリッカーを完全に除去できるわけではなく、映像が少しぼやけるなどの画質劣化を伴う場合があるため、使用には注意が必要です。近年では、AIを搭載したフリッカー除去機能も開発されており、元の動画品質を維持しながらフリッカーを除去できるものも存在します。
購入前にチェック!フリッカーが発生しにくいLEDビジョンの選び方
イベント施設や店舗へ新たにLEDビジョンを導入する際は、将来的な撮影トラブルを未然に防ぐため、フリッカーが発生しにくい製品をあらかじめ選定することが極めて重要です。
特に、設置したビジョンが撮影対象となる可能性が高い場合は、スペックシートの特定の項目を確認することで、リスクを大幅に軽減できます。 ここでは、機材選定時に必ずチェックすべきポイントを解説します。
選び方1:リフレッシュレートの高い(1920Hz以上)製品を選ぶ
フリッカー対策において最も重要なスペックが「リフレッシュレート」です。
この数値が高いほど、LEDの点滅回数が多くなり、カメラで撮影した際にちらつきとして写り込む可能性が低くなります。 一般的な屋内での使用や、簡易的な撮影が想定される場合でも、最低1920Hz以上のリフレッシュレートを持つ製品を選ぶことが推奨されます。
さらに、放送や配信など、より高品質な撮影が求められる用途では、3840Hz以上の高リフレッシュレートに対応したモデルを選ぶと、ほとんどの撮影環境でフリッカーの問題を回避できます。
選び方2:「フリッカーフリー」に対応した製品かを確認する
製品によっては「フリッカーフリー」を謳うモデルも存在します。 これは、ちらつきの原因となるPWM制御方式ではなく、LEDに流れる電流の量で明るさを調整するDC調光方式などを採用することで、フリッカーの発生自体を根本的に抑制する設計です。
フリッカーフリーの製品は、カメラのシャッタースピード設定に対する許容度が高く、撮影時の制約が少なくなります。
導入を検討する際には、製品の仕様書を確認したり、メーカーや販売代理店にフリッカーフリー設計であるかの確認をしたりすることが、安心して運用するための重要なポイントです。
参考:フリッカーが人体に与える健康への影響(眼精疲労・頭痛など)
フリッカーはカメラ撮影上の問題だけでなく、人間の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
人間が知覚できないほどの高速なちらつきであっても、長時間その光にさらされることで、網膜や脳が刺激を受け続けることになります。 その結果、眼精疲労や視力低下、人によっては頭痛やめまい、吐き気といった体調不良を引き起こすことが報告されています。
特に、オフィスや商業施設など、人々が長時間滞在する空間にLEDビジョンを設置する場合は、このような健康への影響も考慮し、ちらつきの少ない製品を選ぶことが求められます。
LEDビジョンのフリッカーに関するよくある質問
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スマートフォンのカメラで撮影する場合、フリッカーを防ぐ方法はありますか?
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スマホの標準カメラアプリにある「プロモード」などで、シャッタースピードを手動設定します。 電源周波数に合わせて1/100秒(東日本)や1/120秒(西日本)などに固定すると改善される場合があります。 手動設定ができない場合は、動画モードで撮影し、ちらつきが少ない瞬間を静止画として切り出す方法も有効です。
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フリッカーが出にくいLEDビジョンを肉眼で見分けることは可能ですか?
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肉眼でフリッカーの有無や度合いを正確に見分けることは、ほぼ不可能です。 簡易的な確認方法として、スマートフォンのカメラをLEDビジョンにかざすと、ディスプレイ越しにちらつきや縞模様が見えることがあります。 ただし、これはあくまで目安であり、正確な性能を判断するためには製品仕様書のリフレッシュレート値を確認する必要があります。
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フリッカーと同時に発生するモワレ(縞模様)の対策も教えてください。
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モワレは、カメラを少しズームまたはズームアウトする、撮影する角度をわずかに変える、LEDビジョンとの距離を調整するといった方法で軽減・解消できます。 絞りを調整して被写界深度を浅くし、背景のLEDビジョンのピントを少しぼかすことも有効な対策です。 物理的な位置関係の調整が鍵となります。
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